Teperd Core Technology
テーパードコア工法
バットの素材として様々な木材が使用されています。その中には比重の重いものも多くあります。重い木材を使用する際は通常、芯にストレートの穴をあけ、その穴に軽い素材をコアとして挿入・接着して作成します。しかしこのストレートの穴で加工した場合、木材と芯材の間に接着剤の層が出来てしまい、木材本来の弾性や音を損ない、キューの撞感にまで影響を及ぼしてしまいます。
そこで開発されたものがこのテーパードコア工法です。芯の穴をテーパーにし、入れる芯材を同じ寸法にテーパー加工したものを装着することにより、接着剤の層をほぼゼロにすることができ、より密着性の高い一体感のある素材が出来上がり、木材本来の特性を最大限に引き出すことが可能となります。さらにこの工法によりバットの重量やバランスを調整する事が容易になり、多様な木材をバットに用いることが可能になりました。
- 採用モデル:
- ACE218
- ASTR23
- MSP2
- EC9
- MI